診療の前に比較は始まっている|患者さんはホームページのどこを見て受診先を選ぶのか

スマートフォンでクリニックを比較検討する患者のイメージ

クリニックを探す方法は、この10年で大きく変わりました。

以前であれば、

「近所だから」

「家族や知人から紹介されたから」

という理由で受診先を決めることも少なくありませんでした。

もちろん現在でも紹介や口コミは重要です。

しかし、多くの患者さんがスマートフォンを持つようになった今、受診前の行動は大きく変化しています。

患者さんは受診を決める前に検索し、比較し、検討しています。

つまり、診療の前に比較は始まっているのです。

患者さんはまず検索する

例えば、子どもの発熱で小児科を探す場合。

患者さんはまず検索します。

「仙台市 小児科」

「泉区 小児科」

「小児科 土曜日診療」

「小児科 発熱外来」

このようなキーワードで検索し、複数のクリニックを候補として見つけます。

内科でも。

皮膚科でも。

整形外科でも。

同じことが起きています。

患者さんは、まずホームページを見る前に検索という行動を行っています。

患者さんは同じ診療科のクリニックを比較している

ここで重要なのは、患者さんは一つのホームページだけを見ているわけではないということです。

例えば小児科を探している患者さんは、小児科同士を比較しています。

内科を探している患者さんは、内科同士を比較しています。

つまり患者さんは、

「同じ地域」

「同じ診療科」

のクリニックを見比べながら受診先を検討しています。

診療時間。

アクセス。

院長紹介。

診療内容。

院内写真。

予約方法。

患者さんは複数のホームページを行き来しながら、自分に合うクリニックを探しています。

患者さんはホームページのどこを見ているのか

受診前の患者さんは、診療の質を知ることはできません。

だからこそ、ホームページから得られる情報をもとに判断しています。

特に確認されることが多いのは次のような項目です。

診療内容

自分の症状を診てもらえるのか。

専門的な診療に対応しているのか。

診療時間

仕事や学校帰りでも受診できるのか。

土曜日診療はあるのか。

アクセス

通いやすい場所にあるのか。

駐車場はあるのか。

院長紹介

どのような先生なのか。

安心して相談できそうなのか。

院内写真

清潔感はあるか。

落ち着いて受診できそうか。

患者さんはこうした情報を総合的に見ながら受診先を決めています。

患者さんが見ているのは情報だけではない

患者さんは情報収集だけをしているわけではありません。

同時に、

「安心できるだろうか」

「相談しやすそうだろうか」

という不安の解消も行っています。

院長先生の表情。

院内の雰囲気。

スタッフの様子。

ホームページ全体の見やすさ。

こうした要素から患者さんは医院の印象を受け取っています。

だからこそホームページには、情報だけではなく安心感や信頼感も求められるのです。

ホームページは比較されている

ホームページは、ただ存在していれば良いものではありません。

患者さんは、同じ地域・同じ診療科のクリニックを見比べながら受診先を選んでいます。

その中で、情報が分かりにくい、雰囲気が伝わらない、古い印象を与えてしまうホームページは、それだけで不利になることがあります。

診療の質が高くても、受診前の患者さんにはその価値はまだ分かりません。

だからこそ、ホームページ上で自院の魅力を伝え、近隣の同じ診療科のクリニックと比較されたときにも、「ここに相談してみたい」と思ってもらえることが重要です。

どれだけ医院側が良いホームページだと思っていても、患者さんから見て分かりにくい、魅力が伝わらない、安心感が得られないホームページであれば、受診先の候補から外れてしまう可能性があります。

近隣の同じ診療科のクリニックと比較されたときに、見劣りしないこと。

そして、自院の特徴や魅力がきちんと伝わり、「ここに行ってみたい」と思ってもらえること。

それが、選ばれるクリニックホームページに必要な視点です。

同じ診療科の事例を見る意味

患者さんが比較しているのは、同じ診療科のクリニックです。

だからこそ、ホームページを改善する際も、同じ診療科の事例を見ることには大きな意味があります。

他院はどのような情報を掲載しているのか。

どのような見せ方をしているのか。

患者さんにどのような安心感を提供しているのか。

そうした事例を知ることは、自院らしいホームページ作りのヒントになります。

私たちは、そのためにCLINICA WEBを運営しています。

おわりに

ホームページは単なる医院案内ではありません。

患者さんが受診を決める前に訪れる大切な接点です。

そして患者さんは、私たちが思っている以上に多くのホームページを比較しています。

だからこそ、自院のホームページだけを見るのではなく、同じ診療科のホームページ事例を知ることにも価値があります。

CLINICA WEBが、先生方のホームページ作りやリニューアルを考える際のヒントとなれば幸いです。

関連記事

  1. 患者さんがクリニックのホームページ情報を比較・確認しているイメージ

    患者さんは何を比較している?ホームページから見るクリニック選…

  2. 院長紹介ページの重要性を伝える医師のイメージ

    院長紹介ページはなぜ重要なのか?患者さんは先生の何を見ている…

  3. 良い医療を提供しているのに患者さんに魅力が伝わらないクリニックのイメージ

    良いクリニックなのに患者さんに選ばれない理由

  4. クリニックホームページの事例を比較検討する医師

    なぜ同じ診療科なのにホームページの成果に差が出るのか?クリニ…

  5. クリニックホームページ制作の参考事例を確認する医師

    クリニックホームページの参考事例を見るべき理由|失敗しない医…

  6. 患者目線で考えるクリニックホームページ作り

    理想のクリニックホームページとは?患者さんのためのホームペー…

コラム一覧